現在、岸田の一番のお勧め、日本のキングスカップ、[三島カップ]のご案内を致します。
レースの状況につきましては、先般お送りしました三島カップ報告をご覧下さい。
1.費用
レース参加費:\10,000/1艇
パーティー代: \3,000/1名
その他、レース参加者のカンパによる花火が打ち上げられますので、各艇毎に\5,000〜\10,000の寄付をお願いします。
2.硫黄島観光
全く観光化されていない島ですので、公共交通機関は皆無。しかしこの日だけは島中の車両が観光車として動員されます。全て無料。
観光車が出払っている場合でも、通りかかった役場の車などに手を挙げれば、快く乗せてもらえます。
観光化されていないと言っても、島の奇観は一見の価値があります。
温泉は露天風呂ですが、女性が水着に着替えるための場所(岩陰など)はいくらでもあります。
島には野生化した孔雀が人間よりも沢山います。
3.物資調達
島での物資調達はほぼ不可能。レース当日の晩飯はパーティー。翌日の朝飯は、島の婦人会お手製のおにぎりが全員に支給されます。その他ビールなどは、帰りの分まで鹿児島から積んで行く必要があります。
4.家族の移動方法
ご家族同伴の場合、レース艇に乗らない場合は、鹿児島からの村営フェリーで島に渡れます。
通常、このフェリーは3日に1往復ですが、このレースのための特別ダイヤが組まれ、行きはレースを観戦しながらの航海。翌日の帰路も、ヨットの回航と一緒に走ります。
所要時間は片道4時間。
5.島での宿泊
島の公民館(公衆浴場および体育館もある)が無料開放されますので、どこでも寝られます。
また、公民館2階の大広間(和室)は女子部屋となり、雑魚寝に馴れていない女性でも問題ありません。なお、この大広間は冷房付きです。
6.パーティー料理
先般のレポートで、「一番美味かったのは薩摩揚げ。」と書いたので、「なあ〜んだ。その程度かよ。」と、思った方も居るかも知れませんが、薩摩揚げを馬鹿にしてはいけません。肉・魚、その他大量の料理が出ましたが、新鮮な魚介類を使った三島村婦人会お手製の薩摩揚げは、これを食べるだけでもわざわざ硫黄島まで行く価値のあるものです。
また、一見普通のお好み焼きなども、材料が新鮮なため、町で食べるものとは一味違います。
7.余興
余興のジャンベ(アフリカの太鼓)ですが、奏者のママディ・ケイタ氏は民族音楽の旗手として、今や世界的な売れっ子。なかなか生演奏を聞く機会あはりません。
しかし、彼はこの島の名誉村民であり、毎年格安料金でアフリカのギニアから硫黄島まで来てくれます。
ママディ氏の演奏を聞くだけでも、このレースに参加する価値があります。
アフリカの太鼓は、コンサートホールで聞くよりも、モクモクと硫黄を噴出す火山の島で聞いた方が、何倍もの迫力があります。
8.その他
硫黄島の情報は、下記の[三島村小中学校HP]でも見ることができます。
http://www12.synapse.ne.jp/mishimakko/
9.三島カップの写真(←クリックして下さい)
以 上
岸田 浩
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