ピマーイ探険記(7)

by チャーリー岸田

タイ式トイレ

 そしてこれから我々はカンボジア方面に向かい、ピマーイの遺跡を探険することになる。

 タイでは、街を離れるとほとんど洋式トイレを見掛けることがなくなる。皆この写真のようなタイ式トイレなのだ(柴ヤンの家のトイレは洋式なのでご安心を)。

タイ式トイレ

 左側にあるのが便器。微妙に形が異なるが、和式トイレと同じである。我々日本人には全く抵抗がない。
 しかし、大きな違いは右側の水槽。この水槽に溜っている水を使って尻を洗い、トイレを流すのだ。手動式のウォッシュレットである。紙を持ち込んではいけない。配水管が詰まるから。

 慣れないうちは、水が衣類に掛かったりして少々のコツが要るのだが、すぐに慣れる。少なくとも揺れるヨットの中のヘッドで用を足すことに比べれば楽なものだ。

 今回、このタイプのトイレを一番多用したのはK先輩。彼は前日のトムヤンクン暴食で腹を壊していたようで、トイレを見掛けると何回も駆け込んでいた。

つづく

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