ヒッチハイクby チャーリー岸田
昨日は小型船舶免許の更新手続きのため、諏訪湖の漁業組合に行って来た。俺の住んでいる町に比べれば、諏訪市は大都会だった。 帰り路、諏訪インターの入口で、若い娘の3人組が[名古屋]と書いた紙を掲げてヒッチハイクしていた。色白で素朴な典型的な長野娘だった。 岸田「途中までで良かったら乗ってくか?」3人はしばらく話し合っていたが、岸田の降りるインター付近のサービスエリアで降ろしてもらい、そこで別の車を拾う作戦で衆議は一致。岸田の車に同乗することになった。 この3人は皆、諏訪出身で名古屋の大学に通っているそうだ。週末に実家に帰省し、帰りの交通費を節約するため、急遽ヒッチハイクで帰ることにしたらしい。3人ともヒッチハイクは生まれて初めての経験だそうだ。 最初のうちは初めてのスリリングな体験にテンションの高かった3人だが、目的地が近付いて来るに連れて段々無口になって来た。そりゃそうだろう。最初のうちは軽いノリで、「駄目でもともと。停まってくれる車が無かったら電車で帰ればいい。」なんて気持ちで始めたヒッチハイクだが、山奥のサービスエリアで降ろされてしまったら、もう後へは引けない。車が拾えなかったら山奥から脱出する手段はない。この3人は初めてその重い現実に気付いたようだ。
「いいか? 名古屋ナンバーの車に片っ端から声を掛けるんだ。ここはインターと違って車は停まっているんだから、車を拾うのは簡単なはずだ。笑顔で行けよ。」しかし彼女たちの目は空ろ、あきらかに途方に暮れた顔になっていた。 彼女たちを愚かだと思うだろうか? たしかに愚かだ。後へは引けなく状況に陥ることも考慮せずに、軽い気持でヒッチハイクなどを始めたのはあさはかとしか言いようがないだろう。また、「停まったのが岸田の車だからまだ良かったものの、某大手商社の営業マンが運転するグラシアだったらどうするんだ? 別の意味で彼女たちは危険に曝されることになるんだぞ。」なんて意見もあるだろう。 しかし、これでいいんだ。こうして経験を積んで、これからいろいろなことを覚えて行けば良いのだから。それが若さと言うものだ。そうして一皮剥けたいい女になって名古屋の町を歩くんだ。 あとは、これから彼女たちの身の上に、数多くの苦難や困難が降り掛かることを祈るだけ。 そして岸田の車は南アルプスの山奥に彼女たちを残して走り去った。 PS.この話はこれで終り。ショーケンが期待しているような、「車の中で押し倒した。」とか、そう言った展開はありません。[萩原] あのー、そういった展開は期待していないのですが。期待しているとすれば ヒッチハイクで出会い→意気投合→次に会う約束→(省略)→2000年KENWOODでゴールインてな展開でしょうか。 もしくは
ホテルに連れ込もうとした→「わたし、そういうつもりはありません」と拒否される→あきらめたが、別れ際にキスしようとした→またもや拒否される→人間失格と言ったセクハラな展開かもしれない。あれ?どこかで聞いた話だな。 ああ、忙しい。 [岸田] 萩原雑事連絡担当末端クルー殿
「ヒッチハイクで出会い→意気投合→次に会う約束・・・」〜と行けば良いのでしょうが、連絡先も何も聞いていません。今後も何もなしです。 学年は聞いていないけど、会話の内容からすると「成人式はまだ」。名古屋の金山にある学校だそうだ。 しかしあの連中の透けるようなもち肌。一度スリスリしてみたかった。 詳細に報告すると、
|