ハワイ・コナ・エキストラファンシー

by 三河湾のデニスコナー

 コーヒーは適度に飲用するときは、からだに様々な効能をもたらすことが科学的に証明され、ふくよかな香り、独特な味わい、心地よい酸味や苦味、ほかでは得られない刺激効果、すぐれた薬効、コーヒーは私たちに潤いを与えてくれます。

 コーヒーの原産地はエチオピアで、ブラジル、コロンビアの中南米諸国やエチオピアやタンザニアなどのアフリカ諸国、イエメン、ハワイ、インドネシアなど赤道を中心に南北緯25度以内の「コーヒーベルト」と呼ばれる地域で栽培されています。

 コーヒーの木はアカネ科の常緑樹でサクランボに似た実の種子の部分がコーヒーになります。

 アラビカ種、カネフォーラ種ロブスタ、リベリカ種の3種が現在飲まれています。

 ハワイ最大の島、ビッグアイランドと呼ばれるハワイ島、標高4169メートルのマウナ・ロア山と標高4205メートルのマウナ・ケア山の西側にある、コナ地方で産出されるハワイ・コナ・エキストラファンシーはトロピカルな香りと強い酸味が特徴です。

 この地方の気候は、北東貿易風が吹く熱帯に位置し、火山の斜面は熱帯雨林気候になっており、降雨量も多く、環境がコーヒー栽培に適し、良質なコーヒー豆の栽培が行われ、真っ黒い小石の上にコーヒーの木が植えられています。
 産出量が少なく、小規模な工場で生産されています。生豆1ポンドにつき欠点豆が いくつ含まれるかによって等級が決定され、コナ・エキストラファンシーは10個まで。

 浅炒りにするとシャープな酸味が、深炒りにすると強い苦味が際立ち、ブルーマウンテンと並んで世界最高級のコーヒーとされています。しかし、この2つは対称的な味わいです。

 マーク トウェインも、このコナコーヒーに魅せられたひとりです。

 ストレートで味わうのも おすすめですが、コロンビアとかブラジルなど南米系の豆とブレンドし苦味を足してもおいしいでしょう。

 ケンウッドカップ、アサヒスーパーカップでハワイに行ったら、コナコーヒーをお試しください。

Seaside Cafeのトップへ戻る
HOME