ヨット用語の語源by TEAM JUST
[萩原] パラフレWebサイトの掲示板に「メンチャンのチャンは何のこと?メインセイル?メインシート?教えてください。」と書かれていました。誰か回答を書き込んで下さい(師匠、わかりますか?) 私が揚力のことでいちゃもんをつけたばっかりに、このような挑戦をうけてしまいました。うえーん [岸田]
ヨットにはそのような意味不明の用語が色々あるので、岸田はできるだけそのような曖昧な言葉を使わないようにしています。
他には、スピントリムのときの「クランクー」って言葉。
できるだけそのような隠語を使うのを止めて、スタンダードな言葉を使おうぜ。
宮地は、「メンチャン」と少なくても呼んでいました。
どこかの艇でセイルタイ(ガスケットが正解でしたっけ)のことをラーゲなどと呼んでました。
でも、なんでガスケットというのでしょう?
ガスケットでもセイルタイでも、語源は英語のようですね。
おはようございます。
セールがガフリグなどの縦帆の場合、ブームはそのまま「ブーム」。それを操るのはシートといいます。
「メンチャン」はヨット俗語でしょう。 日本の帆船用語は英国式を習っています。 ぜんぜん関係ありませんが いよいよ銀行預金に「ペイオフ」が導入されますが、Pay Off はもともと「競馬の配当」の事です。銀行窓口のオネエチャンとの話題作りにどうぞ。銀行窓口のオネエチャンは「テラー」といいますがこれはヨットの「ティラー」とは全く関係ありません。 [萩原]うーっむ、さすが師匠ですね。 そういえば、「ボライソー」や「ホーンブロアー」を読んだら、士官が「ブレース引けー」などと 言っている場面がよくありました。
スピンポールについている索を「ガイ」と言いますが、これは帆船用語からの引用なのでしょうか?
それとも、これもヨット俗語?? guy ガイ、張り綱(起重機につるした荷物を安定させる)、(デリック・煙突などの)ささえ綱調べてみると、載っているものですね。 [岸田]
ガスケットはそのものを指す言葉であって、セイルタイは「セイルを結ぶもの」と言う意味の言葉だ。
ガスケットをセイルタイと呼ぶのは、 これって正しい言葉と言えるだろうか? 正しいか正しくないかは意見の分かれるところだけど、少なくとも間抜けな用語であることだけは間違いないぞ。 [萩原]
了解です。これから極力「ガスケット」という表現をしようと思います。
岸田は「セイルタイ」って言葉を聞いたことがないっす。
ヨット用語の場合、教えてもらった人が使っていた用語をそのまま憶えてしまいますね。
ヨットはマイナーな上に村社会だから、方言が醸造されやすいのでしょう。 同じ英語圏でもオーストラリア人とアメリカ人とで用語が違うと思います。 [岸田]
へい、そうです。
で、結局「メンチャン」の場合、どうなのでしょう。 これは謎ですね。誰か知っていたら教えて。 それと、もっともっとマイナーな方言があります。 「ナビ」この言葉を聞いたことのある人は少ないでしょう。ごく一部の人は、カッパのことをナビと呼ぶのです。 その語源は「ナビ○ーゲル」。 大昔、ヨット用のウェアは「ナビ○ーゲル」と言うブランドしかなくて、「カッパ=ナビ○ーゲル」だったので、そのナビ○ーゲルを略してナビと呼んでいたのです。 もう20年以上昔の話です。
岸田もこのナビ○ーゲルを着たことがあるのですが、これは別名「ダメ○ーゲル」と呼ばれていました。ナイロンの素材に、裏側にコーティングしただけの防水性だったのですが、この裏側のコーティングがすぐに駄目になってしまうのです。防水効果があるのは新品のときだけで、すぐに裏のコーティングが剥げて来て、「単なるナイロンのウィンドブレイカー」になってしまったのです。 自転車の事を「ケッタ」「チャリ」と言うよりは、分かりやすいですね。 [岸田]
岸田が最初に名古屋に行ったとき、自転車を「ケッタ」と言うのを初めて知った。 ところで、九州の人の言う「ばってん」は、「But Then」が語源だそうだ。 どうして九州の人が英語の訛りを話しているんだ? ちなみに、グッスリ眠るの「ぐっすり」は、「Good Sleep」の略だそうだ。本当かなあ。 |