久し振りに島までクルージングをする事にしました。最初は神島に行こうと思っていたのですが、風が弱く、近くの佐久島に目標を変更しました。風は6ノット位でセイリングには物足りない風ですが、久し振りのセイリングを楽しみました。
佐久島に到着してアンカーを打って上陸し、昼食にしました。名物の大アサリ丼や、茹でたタコを食べました。これも久し振りなので嬉しい。やっぱり三河湾のクルージングはこれですよね。
食事の後、佐久島をあとにしてセイリングで日産マリーナまで帰ってきました。後半のセイリングは少し疲れがみえて、スピンをホイストしようとか、そういう事を言い出す人はいませんでした。これじゃダメっすね・・・。
今月末はパールレースもあるので、色々と準備していかなければなりませんが、今日みたいな天気の日が続けばイイですね。まだ梅雨も明けていないし、パールレースまでに何とか明けて欲しいものです。
今年もパールレースに参加しました。今年の参加メンバーは5名(堀田オーナー、五十嵐、山本、太田、木下)です。
レース前1週間くらいはずっと天気がぐずついて、レース期間中の天気予報も曇りがちで時より雨が降るといった天気予報でした。
風もあまり期待ができない状態です…
さて、レースは7月29日12時5分の予告信号の後、12時10分にオールフェアでスタートしました。 JUSTは第一線でスタートすることが出来き良いスタートでした。 スタート直後は、風が予想通り10ノット前後くらいにしかあがらないまま全艇リーチングで東に向けて走ります。 JUSTとしては少し苦しい展開でした。大型艇はぐんぐん前にいき、30フィートから35フィートくらいのミドルボートでガンポール、 マストヘッドスピンの船が有利な状況です。(特にLUCKY LADY[(mumm30)の走りは圧巻でした)
その後予想に反して日が暮れるくらいに風が序々にあがっていきます。風が15ノット〜20ノットくらいまであがり、 波もいい感じでJUSTはプレーニングしながら時より10ノットを超える艇速で走っていきます。その時艇のなかでは、 「明日の朝くらいには利島に着くんじゃないの」といった会話をしていました。
そう甘くはなかったです。夜中1時くらいに風が落ちていき夜中3時くらいには風が完全になくなり日が明けても風が吹いても 最大で5ノットくらいでした。昨年リタイアした悪夢が各クルーの頭によぎります。その後、30日の正午くらいまで風がなくなり、 正直ほとんど寝ていたので艇がどういった状況だったのかよく覚えていません(ぷかぷか浮かんでいました)。
ようやく正午を超えたくらいから南東からの風がはいり、やっと艇が走り出します。 この時点で沖だししている船が順調に伸ばしていることをロールコールで確認していましたが、 正直自艇がどの位置で走っているかは二の次で、その風でのベストのセーリングを心がけます。
その後、順調に風があがていき午後7時すぎににようやく利島をかわし、江ノ島への残り約50マイルに向けて走りだしました。 利島をかわしたした直後くらいはまだ風がありましたが、大島に近づくにつれ風がおちていきます。 先行艇のマスト灯と後続艇のマスト灯がだんだん近づいてきます。
この夜は天気が悪かったです。夜中、暗いながらも空を見上げると黒い雲がみえます。弱かった風が黒い雲に近づくにつれ風があがします、 そして雨も強くなります。ちょうど30日から31日に日が変わるくらいにゲリラ豪雨にあいます。稲光と同時に雷鳴をききました。 正直怖かったです。雷の熱の暖かさを感じました。
ゲリラ豪雨は一瞬ですぎさり、いったん風が若干落ちたもののその後2時くらいから風が順調に入りだし、江ノ島に向けてクロスでひたすら走ります。
31日の午前5時すぎにようやくフィニッシュしました。
結果はIRC全43艇中14位、修正25位でした。
しかしながらクラスAでは11艇中3位で入賞しました。
素直に入賞できたことは喜ばしいことです。ただ、あともう2、3人クルーが乗っていれば、もっとJUSTのポテンシャルが引き出せ、もう少しよい結果が残せたと思います。
来年は今回よりもよい結果が残せるよう頑張ります。
【以下、江ノ島〜日産レグの回航記です】
7/31 8:30
三浦夫妻の手助けを得て、江ノ島出港。
出港後、日産から乗りっぱなしの大田君は早々に
休んでもらい、小野、武田の二人で伊豆半島東岸を南下。
17:30
神子元島の北側を通過。
18:10
石廊崎沖通過
22:45
御前崎沖5マイル辺りを通過。
遠州灘の本船航路よりはかなり内側でしたが、それでも夜半〜深夜にかけて舷側20〜30m位の距離で何度か本船に追い越され、結構スリリングでした。
8/1 9:15
伊良湖水道通過
13:15
日産マリーナ着
堀田オーナー、藤井さんにお出迎えいただきました。