カイピリンニャ 〜炎天下に飲むジャストな酒〜
by三河湾のデニス・コナー
炎天下にデッキで飲むジャストで定番のカクテルはカイピリンニャ(Caipirinha)です。
カイピリンニャはブラジルで最もポピュラーなカクテルです。
名古屋東急ホテル メインバー FONTANA DI TREVIではブラジルから来た客に作り方を教わって出したのだそうで、それより前、銀座のエリカというバーでも出していたそうです。そのうちアメリカのカクテルの本に載り知られるようになったと聞きました。
(レシピ) (FONTANA DI TREVI による)
ピンガ酒 ピラスヌンガ51 45〜60ml
グランマニェ 1tsp
パウダーシュガー (2tps)お好みで
フレッシュ・ライム 1/2個
クラッシュド・アイス
(作り方)
- グラスにライムを絞り、シュガーを加える
- グランマニェを加える
- グラスをクラッシュド・アイスで満たす
- ピンガ酒を加える
- 軽くステアして完成
ブラジルではライムを入れて専用の木製スティックですり潰します。
(注釈)
ピンガ酒:現地でカシャッサ(Cachaca)とも呼ばれ16世紀より親しまれている砂糖キビの蒸留酒です。40度。
ピラスヌンガ51(Pirassununga51)が最も有名で、世界で出荷量が真露(Jinro Soju)に次いで2位。スピリッツの王者。
サンパウロ州ピラスヌンガ町の産。ピンガとしては酒質やや軽く、甘やかな香りのうわ立ちが快適。他にピンガポンタルというムギワラ帽をかぶった農夫がサトウキビを担いでいるラベルの酒があります。
グランマニェ:オレンジリキュールの一銘柄。
パウダーシュガー:なるべく溶けやすい物を。シュガーシロップでOK。
クラッシュド・アイス:細かく砕いた氷
真夏の炎天下、デッキの上で飲むカイピリンニャはスカッとして清涼感ある快適なドリンクです。
でも、結構強い酒です。杯を重ねると酔っぱらってしまします。炭酸を入れうすめて飲めば、航行に支障がないでしょう。
さておまけの問題です。
ヘミングウェイがこよなく愛した酒を三つ上げて下さい。
出来た方はチームジャスト入会一次筆記試験合格です。
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