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JUST活動記録 2006年4月
2006年4月2日(日)
三河湾周遊レース
レース前

 今年最初のレースである三河湾周遊レースが開催され、IMS部門に3艇、ORC Club部門に11艇がエントリーしました。(JUST はORC Club部門、エルドラドは辞退したので、出艇したのは10艇)

 コースは衣浦をスタートして野島を回航し、豊橋No.1浮標を回航し、西浦半島でフィニッシュする25マイルのディスタンスレース。朝4時半に日産マリーナを出発し、6時40分に富貴に入港、出艇申告と艇長会議、レーススタートは9時。

 スタートしてすぐにスピンをホイストして野島を目指して走りますが、風が弱く、苦労しながら日間賀島を通過。篠島の横の定置網を避けながら走らせているうちに風がさらに落ち、ほとんど止まっている状態がしばらく続きます。ここに来るまでに艇団は分散し、JUSTはKAITO、FLAWLESSの近くを走り、少し離れてHORNETやWENDYが見えているという状態で野島を回航。(野島回航は12時過ぎ)

 野島から豊橋までの約12マイルは風が吹いたり止まったりでスピンとライトジェノアを交換しながら何とか走らせます。ここで先行するGUSTとKAITOの次の艇団で頭を出し、16時少し前に豊橋No.1を回航。ほぼ同時に回航したSINDBADと併走してフィニッシュを目指しますが、タイムリミットまで約1時間、4〜6ノットの風の中、何とかギリギリにフィニッシュ出来るのでは?という状況。後ろに5艇程の艇団が見えますが、それ以外の艇はリタイアしたものと思われます。

 フィニッシュまで残り2マイルまで来た時に、前方の空が黒くなり風が上がってハイクアウトが必要な風が来ました。すると・・・

 風がドンと入ってジブシートが切れ、船はメインを逃がしても横倒しに近い状態に。すさまじい雨のような波飛沫がドッと降って来て、40ノットを超える突風が我々を襲います。パーフェクトストームのような凄まじい状況です。うぎゃあああ〜。

 何とかジェノアをダウンしますが、グルーブから外れなくなって回収不能に。トラブルを避けるため、メインのみで西浦半島を目指します。風は25ノットまで落ちましたが、真上りの苦しいコンディションで、フィニッシュの本部艇は確認出来ましたが、タイムリミットの17時を過ぎ、DNF。結局、フィニッシュできたのはGUST、KAITO、SINDBADの3艇だけでした。

 色々と悔しい点はありますが、とりあえず大きなダメージも無く、怪我人もなく無事に全行程を走り切ったので、良かったと思います。それにしても、あの強烈な突風には驚きましたし、怖かったです。良い経験になりました。参加された皆さん、お疲れ様でした。

片付け終わって撮影

簡易航跡図

2006年4月9日(日)
片付け
セイルを干しています

 先週のレースで艇内はクチャクチャ。セイルも濡れたままで艇内に置いていたので、今週は片付けをやりました。艇内にあるセイルやライフジャケットを全て出して乾燥させますが、天気も不安定で晴れていると思ったら急に雨が降ってきたりで、その度に荷物を出し入れして大忙しでした。

 レースで損傷したメインセイルとライトジェノアはリペア&チェックのためにハリケーンの伊藤氏に持って帰ってもらい、他のセイルは乾燥させてセイルロッカーに移動させました。これでようやく艇内が片付き、新しく作ってもらったシートバッグを取り付けました。シートバッグは去年の後半から損傷が激しくなり、最後のレースの頃には殆どバッグとしての機能を失っていました。シートバッグを新しくしただけでデッキも綺麗になった感じがします。

シートバッグを新しくしました

 日産マリーナでは遅れていた杭打ちの工事が始まりました。杭打ちが終わったら、桟橋設置はすぐとのことで、完成が近づいて来ました。5月には新しい桟橋に着岸できるのではないかと思いますので、楽しみです。16日の三河湾ヨットレースは中止になりましたので、次回のレースは4月22・23日のスプリングレガッタ。何とかクルーを集めてエントリーしたいと考えています。


2006年4月22日(土)、23日(日)
東海スプリングレガッタ
レース後の写真(三浦君携帯で撮影)

 東海スプリングレガッタが名鉄西浦マリーナで開催されました。今年初めてのシリーズレース、三河湾周遊レースの雪辱を果たしたいところですが、集まったメンバーは徹夜仕事や二日酔いでフラフラの人がチラホラ・・・大丈夫なのでしょうか?

 しかし、みんな大人ですね〜。きっちり仕事して第1レースは1位。そして第2レースはひろみちゃんが舵を持ちます。JUST初の女性ヘルムスマン(ヘルムスウーマンと書いた方が良いの?)デビューです。軽風の中、艇速をキープして他艇を引き離し、5分前にスタートしたIMSクラスのKaitoに迫ります。すごい集中力です。

 最終マーク通過後に風が大きく変わり後続艇に詰められてしまい、結果は残念ながら2位でしたが、今後の活躍が楽しみなデビュー戦となりました。

 翌日は藤井氏がダウンし、代わりに五十嵐氏がオーナーの要請に応じて登場。第3レースは言うこと無しの展開で1位。次の第4レースは霧で視界が非常に悪い状況でスタート。2回タックしただけで上マークを回航。スピンを上げて走っていると霧の中Gustがジェノアを上げて走っているのが見えた。・・・そうかっ!さっきのマークは違うんだ!こちらもジェノアに交換して上らせるとマークが見える・・・なんじゃこりゃ。

 これに気付かずに下マークまで行った艇もあり、霧のため終始視界は悪く、かなり混乱したレースになりました。このレースは2位。結果、1-2-1-2でORC Clubクラス優勝となりました。エントリー数が非常に少なくて寂しいレースでしたが、優勝出来た事は非常に嬉しいです。次の五ヶ所湾合同レースも頑張ります。

>>レース結果はこちら

2006年4月29日(土)
整備
ウィンデックス

 今月初めの三河湾周遊レースでウィンデックスがぶっ飛んでしまったので、五ヶ所湾合同レースまでに何とかしたいと思い、本日取り付けを行いました。ウィンデックスは3年位前から艇庫の肥やしになっていた物で、ようやく在庫整理出来ました。

 三浦君にウィンチについてもらって私(萩原)がマストに登って作業しました。古いウィンデックスの台座を取ろうとナットを回すとネジが折れてしまいました。長期間使用していたので、塩でボロボロになっていたのでしょう。仕方がないので、新しい穴をドリルであけてウィンデックスを取り付けました。これで懸案事項になっていた面倒な事が片付いて一安心。残りの雑事は五ヶ所湾合同レースの前日に実施予定です。

 そうそう。日産マリーナの桟橋がついに完成していました。まだ水道や電気の工事が残っているようですが、既に係留可能の状態のようです。いい感じです。

新しい桟橋

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