タイトル
TOP >> On the WAVE >> JUST活動記録2007年7月
JUST活動記録 2007年7月
2007年7月1日(日)
メンテナンス
メンテナンス

 今週からパールレースに向けてのメンテナンスに入っていきます。今日は主に船底掃除をやりました。4月の終わりから上架していなかったのですが、思った程には汚れていませんでした。これを一度こすって汚れを落とし、ペーパーをかけて全面を平坦にしました。これだけの作業で1日が終わってしまいましたが、来週はすぐに船底塗料を塗ることが出来ます。(天候次第ですけど)

メンテナンス

 それから、先週のレースで濡れてしまったセイルや艇内を乾燥させたり、前から壊れている吸水口のバルブを取り外して分解したりしました。時間が無かったので、あまり進んでいませんが、レースまでに何とか片づけたいと考えています。

メンテナンス

2007年7月7日(土)〜8日(日)
メンテナンス
メンテナンス

 今週もメンテナンスをやりました。土曜日は船底塗料の塗装、前夜に雨が降って湿気が多い1日で塗装には不向きな天候だったのですが、人数も揃ったので塗ってしまいました。翌日は良い天気で塗料を乾燥させるのには丁度良かったみたいです。

メンテナンス

 日曜日はデッキ上の古いブロックやシート類を交換しました。長い間交換していないパーツも結構ありましたが、かなりスッキリしてきました。普段から、ある程度は交換しているのですが、こういった機会を設けて一気にやることも大切ですね。メンテナンスが出来る週末も残り1回となりましたが、頑張って片づけてしまいたいと思います。

 それにしても写真を見ると酒飲んでばっかりに見えますね〜。99%は真面目に作業して、残り1%で和んでいるだけですよ〜。

メンテナンス

2007年7月14日(土)〜15日(日)
メンテナンス
メンテナンス

 今週末は台風4号が東海地方を通過しました。土曜日は強い雨でしたが、給水バルブの修理・取り付けやアウトホールの交換などをやりました。雨の中の作業って本当に効率が悪いですね。そんなわけで思うように作業も進みませんでした。

 台風は夜中のうちに通過して日曜日は雨もあがり、時々晴れ間も見えました。そのような天候の中、先週塗装した船底塗料のサンディングを行いました。この作業を4人で、残り1人がウィンチのメンテ。サンディングは、ツルツルピカピカまでは行きませんが、かなり滑らかになりました。

メンテナンス

 それから、セイルロッカー移動の準備として、棚を作りました。試しにレース用セイルを収納してみましたが、設計ミス?のため使い勝手が非常に悪いことがわかりました。これは来週の土曜日に修正する予定です。贅沢言ってはいけませんが、もっと広い倉庫が欲しいですね。

 これにてメンテナンスは終了。来週の日曜日は艇を降ろして練習の予定です。パールレースまで週末は残り1回になりました。最後の仕上げを行いたいと思います。

メンテナンス

2007年7月22日(日)
練習日
練習日

 久しぶりの練習日です。前日の土曜日はメンテナンスを予定していましたが、雨のため予定していた作業がほとんど出来ませんでした。翌日は雨かも曇りかも風がないかも・・この季節の天気は分かりません。予報もコロコロ変わります。

 で、今日の練習日は晴れました。琵琶湖からSAYUTOの高橋オーナー、万天の草野さんが遊びに来てくれ、JUSTメンバーも加えて9名での練習になりました。天気も良く、風も12ノット程度の適当な風で気持ちのよいセイリングを楽しみました。

練習日

 そして本日の目玉、Newセイルである非対称スピンの登場。パールレースに向けて注文していたのですが、本日が納品日となりました。今日は非対称スピンにとっても適当な風でパワフルなセイリングを楽しみました。何か自分たちの船じゃないみたい!な感じでしたが、これから見慣れた装備になっていくのでしょう。

練習日

 いよいよ金曜日からパールレースです。整備は完全というわけではありませんが、やれる範囲の事は全てやりました。悔いの残らないように頑張ります。

練習日

2007年7月27日(金)〜7月29日(日)
第48回パールレース
パールレース

 今年もパールレースに参加しました。パールレースは三重県の五ヶ所湾をスタートして伊豆諸島の利島を回って神奈川県の江ノ島にフィニッシュする180マイルの外洋レースです。今年は梅雨がまだ明けていないものの、昨年のような雨の中でレースという事は無さそうです。レース前の気象予測では、比較的ライトな風で艇速は全体的に遅いだろうという解析結果が出ていました。前半は耐えて後半に期待です。

パールレース

 スタートしたレースですが、予想通りゆっくりした展開。非対称スピンでスルスル走らせているものの、潮に押されて思うように対地速度が出ません。非対称スピンでの速度重視でコース的にはラムラインから少しずつ沖出ししています。潮の影響を考慮してジャイビングポイントを模索します。風は弱いですが、夜中に無風になって完全停止という事が無くて良かったです。

パールレース

 風が後ろに回り、R1-5からAPランナーにチェンジ、それから利島までは激走。最高で14ノット出ました。しかし、その走りは他の艇団も同じで、利島回航時には船影があちこちに。そして利島回航後、APランナーからR1-5にチェンジしょうとした時、ちょっとしたミスでスピンがフォアステーに絡んでしまいました。そのトラブル処理で大島回航コースが大きく変わってしまいました。

パールレース

 大島は「こんな所通るのか!?」という位、島ギリギリのコース。思った以上に風があり走った距離を考えるとロスは少なかったと思いますが、普通は通らないですよね、あんな所・・。その後、順調に江ノ島・・とは、やはりさせてもらえず、落ちた風の中を根気よく走らせます。ここが一番辛いところで、疲れも眠気もピークです。

 ようやく見えてきたフィニッシュラインにアプローチしますが、ホーンが鳴らない・・よく見ると、あんな所にインナーマークが。弱い風の中、もう一周してようやくフィニッシュしたのが29日(日)の午前2時27分でした。

 結果はIRCクラス16艇中、着順6位、修正9位でした。今年も残念な結果に終わりましたが、チームの中は、なかなか良い感じになってきていますので、来年こそは頑張りたいと思います。レースに参加された皆さん、運営の皆さん、本当にお疲れ様でした!

パールレース

2007年7月29日(日)〜30日(月)
パールレース帰りの回航
パールレース帰りの回航

 パールレース帰りの回航は、29日の早朝5時半に江ノ島を出発しました。レースに乗ったメンバー2名(萩原・山本)と、東海から来た3名(道前・伊藤・武田)、それから琵琶湖の万天クルー1名(乾さん)の計6名での回航となりました。ここ数年、3名で回航していることを考えると夢のような大人数です。

パールレース帰りの回航

 レースに乗った2名は早々に沈没して睡眠に入りましたが、江ノ島から乗り込んだ4名は元気、元気!穏やかなコンディションもあり、飲物・食べ物を次々に消費し、トローリングでシイラを釣り上げたり、かなりエンジョイしています。外洋初心者の集団とは思えない・・。焼酎のボトルもあっという間に空いてしまい「もう一本買えばよかった」と言い出す始末。すげ〜。

パールレース帰りの回航

 そういうわけで回航は順調で、伊良湖の手前で前線通過に遭遇して大雨が降った以外は穏やかなコンディション。月曜日の朝10時前に伊良湖岬を回航して三河湾に入りました。ホームポートへの到着は13時前。約31時間の回航でした。

パールレース帰りの回航

 パールレースの結果は残念でしたが、準備〜レース〜回航と多くのメンバーに参加してもらえ、チームとしては例年以上に盛り上がったレースイベントでした。こういうことを一つ一つ積み重ねて行きたいと思います。お疲れ様でした!

パールレース帰りの回航

On the WAVEのトップへ戻る
BACKHOMENEXT