5月2日
釜山カップヨットレース
堀田、木塚、川下、山本、小野、三浦、服部 (武田:レースには不参加)
時より20ノット越える強風の中、動作もままならない中のレース。
トラブルがなくて何より。
結果は21艇中14位。優勝LEBERTE EXPRES、2位NOFUZO、3位RISOTADA。
お昼は艇長会議までの時間もなかったためハーバー目の前で目に付いたマクドナルドへ。看板めざして歩くも、お店は見当たらず、なにやらピザ・パスタの店その名もMAGOって・・・。どう見ても目に付いたのはマクドナルドのMの文字、但し韓国語表記なのでもしかしてパクリだったのか。結局、高層ビルのように長いジョッキに入ったビールにありつけ皆ご機嫌♪武田さんとはこの後お別れ、観光後、ビートルで帰国とのこと。
18:00より海雲台グランドホテルにて前夜祭。賞金レース表彰式と両国お偉いさんのありがたく長いお話がありました。優勝賞金1000万ウォン、日本円にして7〜80万円。なんとも太っ腹なレースか。アリランレースよりここでの優勝の方が大きいかもしれない。
前夜祭あと、オーナーはじめ元気ある組は屋台へと繰り出しました。前夜祭で出ていたジンロを忍ばせていったそうで、屋台のおばさんも不思議がる、注文していないのにコップの中身が増える現象が起きたとか・・。
この夜清水さんホテルへ合流。
5月3日
アリランレース
堀田、木塚、川下、清水、小野、山本、三浦、服部
12:00のスタートに向けて10:30過ぎにはドッグアウト。予報どおりの南西の風が吹いていた。
スタート海面についた頃はライトの風であったが、12:00頃には10kt〜12kt吹き上がっていたので、MHジェノアをチョイス。
下有利のラインにもかかわらず上に艇が集まりゼネリコを2回。
3回目のスタート(12:30)でレース開始。スタートはプラン通り下側でスタート。
下1はトレッキー、セカンドラブが、ジャストの下にはコーラルリーフが走る。
対馬の北端に向けて落として走るが、コーラルが高く走っているため、スピードを落として下に出る。
対馬までは風は落ちる傾向で、MHジェノアをバーバーホーラーでトリムしたり、ジブシートでコントロールする風向。
夕方になり対馬北端にアプローチ。ここで風が7kt前後になり、風が横に回ったのでR15ジェネカーをセット。 TWA110°ギリギリのため対称スピンネーカーでは走ることができず、ここで非対称を持っているチームが前に出た。 トップはセカンドラブ、のふーぞ、ビンテージか?トレッキーは少し遅れてきているようだ。 のふーぞ、コーラルリーフは島に寄せて走り、風がよく前に出て行く。 ビンテージは島からどんどん離していく。トレッキーは直進、ここでとレッキーを捕らえ下から前にでる。
その後夜になり、ビンテージ、のふーぞ、セカンドラブはうっすらと見える程度。コーラルリーフは先行している。 風がよりタイトになり、マストヘッドからジェネカーを上げているコーラル、トレッキーは落とされてきてミートする。
このあたりでライトジェノアにチェンジ。 トレッキーはクローズに近いアングルまで上っていく。ジャスト、コーラルは博多湾に目かって直進。 やはりクローズドリーチではマストヘッドジェノアのIMX38が速い。
博多湾入り口で風が落ち、フィニッシュライン方面から風が吹いてきてクローズホールドになる。
ここでコーラスを振り切り、玄海島にアプローチ。
なんとトレッキーの前で玄海島を通過。ここから前を見るとのふーぞ、セカンドラブ、ビンテージがはっきり見える。
博多湾中央のコースは風がなく西よりのコースを使う。風に合わせてタックを繰り返して、フィニッシュラインに向かう。
トレッキーをケアしながら常にトレッキーの右に位置するように走り、無風地帯に入り込んでいたセカンドラブに2艇身まで近づくこと成功した。フィニッシュライン手前でトレッキー、セコンドラブがアウトサイドを狙っていたがあえて抑えず本部船側より入ってきていた風を狙ってタック。フィニッシュライン上ではセカンドラブに遅れることわずか12秒、トレッキーには50秒先行してフィニッシュラインをきった。
ビンテージ、のふーぞがフィニッシュ後風がわずかに落ちたため、修正では届かず、3位であったが、艇齢、状態を考えるとよい結果であったと思う。
おわり