更新日記(1999/7)

〜更新日記の名を借りた管理人ショーケンのプライベート日記〜

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7/31(土)

さてさて本日は土曜日。俺は休みだが、他の人は全員休日出勤しているハズだ。「あんたの会社はどーなってんの?」って言われそうだが、俺だってどーなってんの?って聞きたくなるね。きっと「勝ち組」と言われる優良企業さんはこういう無茶なことはすることなく勝ち続けているのでしょうな。
 で、朝早く、Mac2号機を開けてチェックしてみた。やっぱ、どう考えてもハードディスクがクラッシュしている。起動ディスクで立ち上げて、ドライブ設定などで調べてみると認識してくれるのだが、「音」がガリガリギーギーうるさいのだ。こりゃ、あきませんな。
カミさんに報告すると、「私が壊したんだから」と修理代をもってくれることになった。別に彼女が壊したわけではなく、たまたま使っていた時に勝手に壊れただけなのだが、このMac2号機は、ほぼカミさん専用(メールに使うだけ)になっていたので、彼女なりに責任?を感じているのでしょう。
 しかし、よく考えてみると、キングスカップのビデオデータや住所録などはMacに入れているんだっけ?!やっべー、と何度か吸い出しを試みるが、どうやっても無理だった。一応、CD-Rでバックアップ取ってあるので、そちらに期待しよう。
 と言うわけで、ハードディスクを買いに近所のパソコン屋に行った。最近、パーツを見てると欲しくなるので、あまり見に行ってなかったが、久しぶりに見ると刺激的だ。"P3B-F“なんてマザーボードが出ているし、"セレロン500MHz"なんてのもあった。これってベースクロックは66MHzのままなのだろうか?それとも100MHz版のセレロン?。おいおい、56kのモデムが3000円台かよ(しかも、メーカーは名古屋が誇る大メルコ社)。いまだったら、6、7万円出せば、かなり満足なマシンが作れそうだな。それにしてもこの手のパーツって、最近スゴイですよね、値段の落ちかたが。買ったらしばらくはパーツ屋に行かない方が賢いと思う。
 さて、クラッシュしたHDDは6.4GB(IBM製)、昨年の11月頃に大須で23000円程で買ったもの。同じ容量のものが今日、岡崎で13500円(クァンタム製)。安くなったよなあ。10GBのものが17500円(Maxtor製)で売っていたので、そっちを買った。キャッシュの容量が大きいし、シークタイムも短いようだが、これってそれだけ性能が高いってことだよな?
 さて、深夜の作業でOSのインストールは完了、Macは見事に復活。あとはメールが読めるように環境設定などが待っている。あーめんどくせー。みなさん、バックアップはマメに取りましょう。てなわけで、「作成環境」を更新します。
 

7/30(金)

「フィリピーナを愛した男たち(vol.1)」をUP。あとSRのページも追加。
最近、夏休みになったからなのか、行きも帰りも電車が混んでいる。帰りなんて、何か妙だ。
昨日、若いねーちゃんが多いと書いたが、今日も多かった。何なんだろう?それも、半分以上の人が髪の毛を染めたりして、異様な雰囲気であった。
昨日、我が家のMac2号機が故障した事を書いたが、今日会社に行くと、課長のパソコンが壊れていた。このマシンは3週間程前までは俺の専用機だったのだが、配置換えで共用になっていたのである。課長は自分のノートパソコンを持ってきていたのだが、故障したので、共用のパソコンを臨時で使う事にして、自分の机の上に持ってきたばかりだった。
それにしても、課長はこの1年の間に壊したパソコンの数は3台にのぼる。まあ、壊したと言うよりは、たまたま使っていて壊れたと言えるわけだが、何か、こう、課長の肉体からは、パソコンを破壊してしまう邪悪な波動が出ているのであろうか?
明日は土曜日。Mac2号機を分解して中を見てみよう。たぶんハードディスクが壊れたと思うが、簡単に直ったら儲けものだ。
それでは、また。

7/29(木)

帰りの電車が11分遅れで運行されていた。何でも、磐田で人身事故があったらしい。人身事故って結構多い。あと信号故障とか関ヶ原付近の大雪だとかで電車が遅れることはよくあるが、今日は久しぶりだ。
その遅れの影響なのか、今日の電車はいつもより混んでいた。それも若い娘さんが圧倒的に多い。夏休みに入ったからだろうか?それとも、コンサートとかサッカーの試合の帰りなのだろうか。どちらにしても、通勤途中は眼鏡をかけていないから、どのねーちゃんも同じようにぼんやりしか見えなかった。残念。
帰りで「ノルウェイの森」を読んでしまう予定だったが、10ページほど残ってしまった。残念だ。小説って、朝に読み終えるものではない。あー終わったという気分で会社についたら、仕事も終わったような気分になるから・・というのもあるが、終わったなあ・・と余韻に浸りながら家に帰ると何となく気分が良いからだ。まあ、今回は仕方がない。
今日帰ったら、Mac2号機が壊れていた。どうもハードディスクがおかしいみたいだ。ハードディスクそのものが悪いのか、ケーブルが悪いのか、コネクタの接点不良なのか。どのみち開けてみないとわからない。開けてもわからないかもしれない。これは、Win2号機で使っている、Mac本来のハードディスクを返せと言うお告げなのだろうか。だとすると新しいハードディスクを買う日がやって来たのだろうか。この前、家の近所のパソコン屋で、4.3GBの新品のやつ(E-IDE)が9900円で売られていた。Mac用の1.3GBとか残骸機の540MBの流用品を使っている自分が、恐ろしくせこいセコビッチ(知ってる?)な奴に思えてしまった。

7/28(水)

今日はものすごい雨だったらしい。らしい、と書いたのは、俺自身はすごい雨を体験することが出来なかったからだ。行きも帰りも自転車に乗っている時は雨はやんでいたし、昼間は現場に呼び出されて、組立中の装置のチェックをやっていたからだ。現場ってクリーンルームなので、窓はないし、当然、外の天気なんてわからない。温度も1年通して一緒なので、季節だってわからない。でも、雷鳴っていたのは聞こえたぞ。
通勤電車で読んでいる「ノルウェイの森」が残り少なくなった。こいつは面白い。始めの方は、どこかで読んだことのある話で(たぶん、村上春樹氏の短編だったと思う)あまり期待していなかったが、後半を読んでいる今は、ドキドキものだ。明日、続きを読むのが楽しみだ。「風の歌を聴け」に比べると随分、登場人物が地に足がついている感じがするし、現実味あるような感じがする。それにカッコつけていない、肩の力が抜けたような文章になっているので読みやすい。「風の歌を聴け」はデビュー作だそうなので、それは仕方がないか。
さて、今日は少し音楽を聴いて寝ることにしよう。何がいいかな…。よし、これだ!金沢栄東「EITO BLUES ALONE」。うーん、この選曲。明日のインケツは約束されたようなものだな。自分で選んでおいて、ズッコけてしまった。
 

7/27(火)

「話題いろいろ」をUP。
帰りに乗った電車は、岡崎に21:49に着く電車だった。この時間の電車はよく乗るのだが(終電に乗ったのはここ数ヶ月だけのことだ)、今日は新しい車両だった。イスなども新しいし、新品のにおいがプンプン。俺はてっきり「ホームライナー」みたいな有料の電車に乗ってしまったのかと思ってしまった。隣に座った若い女性に有料ではないですよね、と確かめたいのをぐっとこらえた。
帰りの電車では、村上春樹の「ノルウェイの森」を読んでいたのだが、その隣の若い娘さんは、何やら分厚い雑誌を読んでおられる。チラッと見てみると「ヴァンサンカン」という雑誌らしい。いったいどういう雑誌なのだろうと気になってチラチラ見たが、結局何の雑誌かわからないまま、その子は愛知御津で降りていったのだった。
隣の兄ちゃんが読んでいる漫画雑誌が気になるとかってよくあるよね。大体、本と言うものは自分の好みで買うものなので、パターンが決まってくる。人が買ったものっては、実は大変刺激になるのだ。

7/26(月)

今日、会社は「有給奨励日」でお休み。でも、俺は3連休している暇はないので、出勤した。
さすがに休日?出勤だと遅くまで残るわけにいかないので、まだ明るいうちに会社を出、久しぶりに駅前の本屋などに立ち寄った。
書店に入ってすぐのところに「買ってはいけない」という本が積んである。
こういうタイトルに心ひかれるのもシャクだけど、手にとって読んでみた。内容はつまり、「こういう商品はお勧めできない」というもので、○○食品の××というのが実名(写真入り)で紹介されている。確かに、消費者の立場にしてみれば商品の情報は不足しているので、こういう本もありなのかもしれない。書いてあることも正しいのかもしれない。しかし、物は違っても商品開発に携わる俺にとっては納得のいかない本であった。
だってねえ、どんなものでも開発した人はそれなりに苦労しているわけだ。結果的に良くない商品になったとしても「買ってはいけない」はないだろう?俺の設計したメカが「極端に軽量化されているので、輸送中に変形する」とか「狭いスペースに制御装置を組み込んだので、24時間連続で動かすと熱暴走する」とかの理由で買ってはいけないといわれても、そりゃ仕方ないなと思うが、それをネタに商売されると腹が立つ。いくら温和な俺でも、その出版社にコンピューターウィルスを送ってやろーかなんて考えるかもしれん。
それにしても、たまには街に出るものですねー。会社と家を往復しているだけでは、こういった刺激に欠けるからなー。欠点としては、衝動買いしてしまうことだ。今日は自宅のWin2号機用にSCSIボードを購入してしまった。これでMac用に買ったCD-Rと接続できる・・はずだ。岸田氏が熱望する「東京キケン野郎」のCD化もあと一歩だ。
 

7/25(日)

木曽駒より帰ってきました。思ったより遠くなかった。それに、あまり期待していなかったけど、結構楽しかった。いつも海ばっかり行っているけど、たまには山もいいもんですね。海って涼しくないけど、山は涼しくて気持ちよかった。JUSTのメンバーの中でも登山にはまっている人が何人かおられるが、その気持ちもわかるような気がする。
今回、横田さん・五十嵐さんのところは家族連れだったので、うちも行けたらよかったなー、と思いました。本当に残念。
本日、「カーテンコール」をUP。バレリーナのシリーズはこれでおしまい。次回からチャーリー岸田氏の大作?「フィリピーナを愛した男達」を四回にわたって掲載予定。

7/23(金)

今日も疲れた。うーっむ。こんな日記じゃ、書いているほうも気分が悪くなってしまう。
だが、今日は特に疲れていたらしい。いつもは電車の中で寝てしまうなんてことはないのであるが、今日は愛知御津から三河塩津くらいまで爆睡してしまった。まあ、終電なので俺の家のある岡崎が終着駅。そういう意味では、寝ていても安心なんだけね。
本当は今日、更新しようと思ったのだけど、かったるいので日曜日か月曜日にやることにする。明日は横田氏主催のBBQに木曽駒に行って来ます。泊まりなので更新日記は1日中断。疲れているのであまり乗り気ではないが(子供の熱も下がらないので、俺一人で行くことになった。なんか間抜けだ)、行くのであれば楽しまないと損なので、色々と楽しんできたいと思う。
今日は眼鏡をかけないでパソコンに向かってみたが、これほど視力の低下が進んでいたのか、と愕然としてしまった。ここ最近のパソコンの普及で、俺みたいに目が悪くなった奴、多いんやろーなー。眼鏡屋はパソコンに感謝せなあかんでえ。

7/22(木)

ようやく仕事モード。よっしゃ、いっちょやったるか。いつもの電車(終電)で帰ると娘が熱だしてのびてた。こういう時って、親はつらいねえ。何も出来ないからね。でも、娘が熱出すのは本当に久しぶり。さっきも食べたものを全部あげたようで、本当に心配だ。
それから、濱ちゃんから「ハウステンボスカップ」の帆走指示書をFAXでもらった。それなんだよなあ。すみません、濱田殿。行けそうにありません。メッッチャ行きたいんだけど、今日の工程会議で、それが絶望的であることが明白になった。一段落したら家族を連れて唐津に遊びに行くので、また陶芸教えて下さい。前に作った湯飲みは会社にて、お茶を飲むのに愛用しています。(結局、水漏れはエポキシで埋めた)
ほんと、唐津に行ってイカの刺身食って濱ちゃんと能登の原酒飲んで、陶芸やってのんびりしたい。

7/21(水)

会社に出て、今日もいきなり終電にて帰宅。ああああー、4日間のレース・廻航の日々に戻りてえーー。
会社の皆様は「いよ!萩ちゃん、焼けたね」とか「レースどうだった?」と嬉しそうに聞いてくる。で、俺は「はあ、風がなくて・・」「イルカの大群を見ました・・それからマンボウも見ました」と照れて答える、という1日でありました。
今朝の中日新聞に昨日のニッチャレ新艇進水式の記事が載っていた。新艇の名前は「韋駄天」「阿修羅」というそうだ。俺はこういうネーミングは好きだな。なんか速そうで強そうだもんね。そう言えば、キングスカップに行く時にファイティングフラッグに「蛇棲徒」(ジャスト)って書こうか、外人は漢字好きだから受けるぞ、なんて提案したら、「それだけはやめろおおおおーーーー」と大反対されてしまった。全然関係ないな。
それから、白いマストの艇(韋駄天)に乗っておられたブレザー姿の方は、高円宮殿下だとのこと。知らなくてすみません。昨日UPした雑文には山崎会長と書いてしまった。申し訳ない。

7/20(火)

久しぶりの更新日記である。本日、「バレリーナからの手紙」「ニッチャレ新艇進水式」をUP。鳥羽パールレースレポートは少し待ってくれ。チャーリー岸田氏が書いてくれる予定。
パールレースではレースと帰りの廻航も乗ったが、廻航は天気も良く、楽しい廻航であった。今回の廻航ではちょっとしたハプニングがあったのでこの場で書いてみたい。
2回目のワッチに入り、ワッチオフ3名がキャビンに消え30分程して俺が舵を持っていた。と、後ろから本船が近づいてくる。よく見ると本船ではなく、保安庁の巡視艇のようだ。どう見ても我々の艇に近づいている。なんだ?と思う間に我々の艇の後ろ7艇身程の距離まで来てバウに立っている人がハンドマイクで「そこのヨット、止まりなさい」との指示。
こういうシュチュエーションは初めてだ。幸い(?)やばい事は何一つない。船検も通っているし、免許だって俺が1級持ってるし携帯している。酒もそのときは運良く飲んでいなかったし、デッキ上に広げられたエロ本もコンビニで買えるものだ。とりあえず彼らの意図がわからないので、船検証と免許証を出せるようにしようとバタバタし始めると、ハンドマイク男から質問があった。
「この海域で救難信号を受信したのだが、貴艇のイーパブ(救難信号発信機)の電源が入っていないか確認して欲しい」とのことであった。さっそく出してみるが、当然電源OFFである。この事を告げると、イーパブのメーカー、シリアルナンバー、我々の艇のホームポートなどを質問して「ご協力感謝します」と言い残して去っていった。
恐らく、その時点では救難信号は途絶えていたのだろう。電波が発信されていればその発信源を見つけられる筈である。そうじゃなかったら本当に使う時に見つけてもらえないことになるから何か怖いなー。ちなみに、当時の海上の様子は風も10kt程で、波も三河湾程の低い波。ここ数日、我々はレースで微風に悩まされたくらいなので、救難信号が発せられるのは考えにくい。なにかの間違いかイタズラであろう。


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