豊橋ちくわ日記

　8/11-15の期間でJapan Cupに出場しておりました。
2005年の蒲郡開催に出場して以来なので、7年ぶりになります。

初日はイマイチだったのですが、2日目は第3レースでトップを取るなど調子が上がり、総合3位に浮上しました。

　しかし、この後のロングレースで、鳥羽沖で座礁し大きなダメージを受けてしまいました。ロングレースはリタイアしてラグナマリーナに戻り、翌日上架して応急修理を行い、最終日のレースには出ました。

　結局、全レースを終えての総合成績は6位。得点2倍のロングレースをリタイアしての成績なので、頑張ったとは言えますが、途中まで入賞の可能性が見えていたので非常に残念というか、悔しい気分です。（まあ、ロングで座礁しなくてフィニッシュ出来たとしても、分からないのですけどね）

　と言いつつ、海外出張生活で長い間ヨットから離れていたので、こういう大きなレースに続けて出られたのは本当に嬉しいです。ヨットは続けていかなアカンなぁと、つくづく思いました。
もう、この5日間で頭の中から仕事や家庭の事が全部抜けてヨット100%になってしまいましたよ。ヤバいなぁ・・社会復帰できるでしょうか。

　またまたサボっておりましたが、本日、帰国します。
中国の江蘇省昆山市には今年の1月終わり頃から来ていましたが、いよいよ本日で最終日になりそうです。中国には1年で183日しか滞在出来ない（それ以上滞在すると高い税金を取られてしまう）のですが、今日帰国すると俺は残り7日となります。そういうわけで、今年の中国への出張は一旦、これで最後という事になります。

　最後なので、ずっと通っていたF社の話を少し。この会社の本体は台湾企業で、つい最近、日本の大手電機メーカーと資本提携したことで話題になりました。建物からネットのようなものが出ていますが、これは飛び降り自殺防止用のネットです。

　何でも、他の工場で長時間の重労働を苦にして飛び降り自殺が何度かあり、それをマスコミが書き立てたため、会社が遺族に多額の賠償金を支払ったそうですが、それで後追い自殺が続出する・・という事があったそうです。そういうわけで、こういうネットを設置しているそうですが、何か物々しいですよね。

　で、この会社の労働者・・というか従業員は大変若い。それに沢山いる（昆山工場だけで3万人くらい？）。若い人が多いので、夕方になると、こういう感じで皆でスポーツを楽しむ姿も見られます。工場内に食堂やスーパーや美容院や郵便局やら何でもあるのですが、そこで見掛ける若い労働者たちを見ていても、そんな自殺する程つらそうには見えなかったけど・・。まあ、これだけ人間が沢山いたら色々とあるのでしょうなぁ。

　あと、面白かったのは、このF社の敷地内に山羊が放し飼いになっている事ですね。何で山羊が？それもフェンスとかが無いので、通勤路まで出てきている時がしょっちゅうありました。他にアヒルとかもいました。ひょっとしたら、食堂の食材になっているのかな？

　そういうわけで、仕事は全然終わっていないのに、中途半端な状態で昆山、いや中国とお別れになりました。まあ、まだ7日来れるので、何かあれば来る羽目になりますが、一応、今年はこれにてサヨナラです。バイバイ！